TOTO福島ショールーム

トイレ博物館

福島県福島市八木田字中島134-1
会場の詳細 http://www.e-seikatsutoto.com/sr_new/scripts/showroom.asp?sr=014
トイレ博物館 会期 2月18日まで。

住宅設備機器メーカー、TOTOの、北九州にある工場。そこが秘蔵している古いトイレの実物を展示するイベント。国会議事堂に設置されていた、便座が木で出来ている便器や、国立競技場に設置されていた女性用の立って使用する便器「サニスタンド」。NHKのプロジェクトXで紹介されていた初期のウォシュレット(実際にはそれの改良機ですが、形は初期型とほぼ一緒)など。珍しいものがたくさん置いてありました。
日本で、いや世界でただ一つの貴重な品物。それも陶器製。…。うっかり壊したらエライことになりそうですねぇ。

出展内容
●草花染付、和風大便器
 年代:明治時代中期〜


●サイホンゼット式便器C38
 年代:昭和2年〜昭和31年
 国会議事堂や東京、同潤会アパートなど、高級建物に採用


●サイホン式便器C21
 年代:昭和30年〜昭和46年
 中級クラスの便器、一般の建物、ビル、施設等のパブリック建物に多く採用


●腰掛式サイホン便器C720
 年代:昭和51年〜
 消音節水便器として、住宅向け主力商品として開発。

ウォシュレットG
 年代:昭和58年〜
 初代ウォシュレットGシリーズの後継機種(基本仕様は洗浄・乾燥・暖房便座)で、マイコン制御を採用。セルフノズルクリーニング、ビデ洗浄を採用。


●台付小便器(サニスタンド)U110
 年代:昭和26年〜昭和46年
 東京オリンピック開催当時の国立競技場トラック下に作られたトイレに設置。
 アメリカでストッキングが出始めた頃、便座に座って用をたすと、ストッキングが伝線するため、中腰の姿勢で用をたすために作られたもの。
実際は、男性用としても使用されています。


●力士用便器CZ432
 年代:昭和60年〜
 昭和60年の両国国技館建設にあたり、力士が使いやすい便器として開発。実際に座ってもらいながら、サイズを調整。


●幼児用便器C40
 年代:昭和56年〜
 おまるから便器へのトイレクリーニング用として、1歳半から、3歳児が使用できる大きさで製作。

※記事は、会場での説明文から抜粋。

その他。
模型で見る、弥生時代平安時代の便器。
模型と写真で見る、メソポタミア時代の世界最古の便器、ローマ時代の便器。
写真(パネル)で見る、衛生陶器製造工程の概要。

映像(ビデオ放映)で見る、TOTO製品のコマーシャル映像。(古いものは東洋陶器時代の白黒CMも)
 


なんでトイレ博物館かというと…。

「ふちなしといれにして〜。」
これを描きたかっただけだったり…(汗)




え、わ、私は立ってしないわよっ!