絵を描き始めたキッカケは、なんだったかな?

annon2007-10-28

まんがタイムきららキャラット購入。4コマ誌は、結構色々買っていますけど、その中でも、きららキャラットは、割と美術や、マンガ描き系のネタが多くて、いつも楽しみにしています。

今回ちょい描きしたのは、GA〜芸術科デザインクラス〜。
ヒロイン(?)のキサラギと、美術部の部長さん。(名前忘れた…)
キサラギが中学時代に見せられた、スケッチブックに描かれた青空。その青空を描きたくて芸術科のある高校に入ったという。
このマンガ、美術系高校の生徒達のゆるい日常を描いた4コマですが、色の知識、テクニック的な解説も取り混ぜて描かれているので、割と勉強になる部分もあったりします。
段ボールの中で、切り取った天井を眺めながら、青空をスケッチするなんて、凄い発想だなあ…と思ったら、なんか強烈なデジャビュが。
そう言えば、前に行った、金沢21世紀美術館に、そんな作品がありました。

ジェームス・タレル タレルの部屋(常設展示…と言うより施設の一部)
美術館の一角、天井を四角く切り取った部屋。その部屋では、刻々と変わる空の情景を、まるで額に入れて飾られる絵画のように鑑賞するというもの。
まあ、スケールが全然違いますけどね。こっちは、フレーム全部を視界に入れるのも大変なくらい大きな作品でした。とはいえ、青空を四角く切ってみようというのは、絵を描いたり、写真を撮ったりする人の発想だよなあ。

最初に絵を意識した頃。私の場合、なんだかうやむやの内に絵を描いていた気がしますが…最初に自分以外の絵が好きになったのは、父親が描いた車の絵でしたね。立体的に描いたのではなく、車を真横から描写した絵。それが好きで、自分でも同じような絵ばかり量産していた覚えがあります。
あとは、なんだかいろんな車やロケットの絵に顔を描いて遊んでいた記憶がありましたね。いつも笑い顔のチームと、いつも皮肉げな顔をしたチームを描き分けていました。

今は、キャラクターを描くのが楽しいので、いわゆる萌え絵になることが多いのですが、あの頃の、無意味にぐりぐりと鉛筆を走らせていた頃が、ちょっと懐かしく感じたりもしますね。