デザインフェスタ

annon2008-05-17


んじゃ、東京行って来ます〜。会場の様子は帰ってきてから書きますね。
もちろん、買い専ですがw
そういえば、絵の勉強に東京に行ってるヤツ…学校単位で出展してるかな?


思い出した順に更新中。


去年の秋に続いて、2回目の買い専参加になります。特に目当ての作家さんがいるわけでもなく、漠然とまわるだけなので全フロアを舐めるように見て回る訳ですが、1日だけの参加だととても時間が足りません。
気になった絵を手に入れたいって事もありますが、最近の流行や作風の傾向、自分の好みの再確認や、良い作品を見分ける力を試すなど、色々考えながら見て回ります。

イラスト系が中心になりますが…、これだけの参加人数で各人違ったテイストを持って描いているわけで…これを職業にするって事がものすごく大変なんだって思いますね。
私の中では、最近画風の簡略化を進めている所もあって、カット描き風のイラストが目に入ってきますね。ドローイング作品とか、線のみで構成されたイラストに惹かれます。
塗り系になると、好みは麻生日出貴さんの絵なので、それに近いテイストが目に留まりますね。

西館中央アトリウム

            • -

アトリウムより、展示会場入り口

            • -

西館2階、暗いコーナー

            • -

前に銀座の画廊でお会いした、こやまけんいちさんに、またお会いしました。イラストを立体的に表現する作家さんです。今回の作品は、キャラクターの目の部分を目玉と瞼のパーツに分けて、貼り会わせていました。ちょうど、瞼の影が瞳に写って豊かな表情をしています。こういう半立体作品っておもしろいですよね。
あと、卵の表面に描いた作品も。これ、卵自体はふくらんだ形状なのに、中の絵は引っ込んだ表現になっているんですね。ちょうど、玄関ドアののぞき窓から見た風景の用にも見えます。これも、不思議な作品だなあ。

私自身、立体作品へのあこがれがあって、こやまさんの半立体作品は、いつも刺激を受けますね。どんどんと新しい見せ方を生み出していくアイデアとモチベーションに脱帽です。

            • -

アトリエ自遊工房
73人の子供達が思い思いに巨大なキャンバスに絵筆を走らせています。
病院や企業、老人ホームなど、子供達のエネルギーの奔流とも言える作品を飾ることによって、優しさや、元気や力を生み出して貰って、それが、誰か人の為になれたら…そんなコンセプトで活動している皆さんです。


これ、女の子はキチンと絵を描いている感じでしたが、男の子はほとんど泥んこ遊びの延長のようでしたねw。ただ、無意識のうちに生み出された表現は、大人の凝り固まった思想からは、絶対出てこない色彩でもあるでしょうね。
今回の作品の一部は国立成育医療センター(国立小児病院)への寄贈が決まっているそうです。

            • -