第62回福島県総合美術展覧会「県展」

福島県文化センター6月20日(金)〜6月29日(日)

ちょいとバテ気味なので、近場ばっかりになりそうです。今日は福島の総合文化施設、県文化センターで行われている県美術展覧会に来てみました。

県内在住者および県出身者を対象にした県内最大規模の総合美術展。日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5部門の公募作品および招待・委嘱・無鑑査作品が展示される。
・文化センターホームページより


招待作品、一般公募作品合わせて1,111点(日本画103点、洋画473点、彫刻74点、工芸美術102点、書341点)という膨大な作品群をいっぺんに見られる展覧会です。いっぱいありすぎて見る方が大変ですw
記憶に止める事が大変で、「これはっ!」という気に入った作品以外は、ほぼ斜め見の状態ですね。せめて図録か、写真撮影の許可があれば、あとで思い起こす事も出来るのに…。
それぞれの賞に選ばれた作品は確かに凄いんですが、まあ…ね。作品が多すぎて、善し悪しなんか分かりませんよ。それよりも突飛な作品ばかり目に入ってしまいました。

おなじみ、勝手にイメージシリーズですが、ホント、突飛な作品ばかりになってしもた。

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工芸美術部門 横山尚人さん 「ひまわりにトンボ」より勝手にイメージ

工芸美術ですから、展示されているのは用途を持つ道具です。ツボや花瓶、置物類。どちらかといえば渋い作品が並んでいる中で、底抜けに明るいモノが。
たぶんガラスなのかな。形状は器なんでしょうねぇ。この突飛な明るさが妙に印象に残りました。

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彫刻部門 鈴木良和さん 「道案内〜深海にて〜」より勝手にイメージ

こちらも…。彫刻部門と言うこともあり、まわりは人型、特に女性の裸体とかが多かった気がするんですが…。何ですかねコレ。最初、ダライアスのボスキャラかと思いましたよ。U字フックに支えられた深海魚。生物的とも機械的ともとれるフォルム。コレがいるだけで、ちょっと和んだわ〜w


そんなこんなで、さすがにこれだけの作品を見て回ったら頭がパンクしそうでしたが、表現とか色彩とか、勉強になる点はたくさんありました。ほんと、図録が欲しい〜。