コミックマーケット77 2日目初サークル参加と、大反省

annon2009-12-30


旅するアニフォトのブースは西館さー19bです。
8時30分現在設営が終わっています。つーか、あれだけ並んでいる会場正面前をスルーできるってだけで感動ですねぇ。りんかい線の駅から10分もかからず会場行りできましたよ。

遅刻しないように7時30分すぎに入場しました。

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自分のブースに到着。噂では知ってましたが、なんだこのチラシのハンパない数わ。とりあえず印刷所のチラシとかは、今後の活動に役に立つのかも。

机に貼られたシールで、自分のブースであることを確認。自分が印刷する以外で、サークル名を目にする機会があるとは…。こんな小さなことでも、初参加者にとってはニヤケてしまいますねぇ。

設営したブースを売り子側から。もうドキドキです。

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自分のブースからみた周りの様子。開場に向けて、なんか竹の子が生えるように各ブースの売り場が組み立てられていきます。

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9時30分現在、各ホールの閉鎖が始まりました。もう買い出し部隊が動き出してますがな。それより…お隣さんが来てません!うわ〜スペース独占かよ〜

では、買い出し部隊のみなさま、サークル参加のみなさま。ご健闘を!!

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お昼前にはお隣さんがやってきました。目の前が広い通路なので、人の流れが一貫してなく、ちょっと寂しかったんですが…お隣さんが着てくれてホッとしたわ〜。
5部くらい売れたところから肩の力が抜けて、声かけができるようになりました。それまではどんな風に声をかけたらよいのか、立っていれば良いのか、座ったほうが良いのか分からないことばかりでした。

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ここで、今日の成績発表。

ふゆのもりであそぼ
作成部数30
見本誌提出1
販売数27
残2

さなとりしゃりん姫
作成部数30
見本誌提出1
販売数17
残12

配布用年賀状イラスト48枚全配布ずみ

購入客数32人
(うち女性13人)
(うち、2種類購入のお客様12名)
見本誌閲覧後購入しなかったお客さん18人
(ただし、時間差購入の可能性あり。見本誌を見てブースを離れた後、購入してくれたことが確認できたお客さんは2名)

という感じでした。
印象としては、「絵柄はかわいいんだけど…」の「けど」の部分。ストーリー構成や展開に満足感を得てもらえなかったと思われるところがあったと思われます。あとは、マンガだと思ったら絵本だったことによる期待の削がれもあったのではないかなーと思います。
実際、見本を読んでから、「この話はシリーズ化されてますか?」という意見も。これは多分、今回の本の内容が、キャラクター以外で落ち度があったってことでしょう。実際その方は購入してはいただけませんでした。
可愛いとつぶやいていただける機会はたくさんあったので、購入に至る決定力を身につけなければなりませんね。

中には小学生低学年くらいの女の子がお母さんと来て、はじめは見るだけだったのに10分くらい後にもう一度来て、「コレが一番良かった」って言ってくれたことや、ちょっと年齢の高い男性が、本の作り方について質問してきたりと、お客さんとのコミュニケーションの中でうれしい事がたくさんありました。もちろん、遠巻きに「可愛い」って言ってくれるだけでもうれしいものです。

初参加の初心者なりに気がついた購入していただけるための秘策は、とにかく徹底的に声をかけること。視線の一瞥がもらえたら勝ちです。みんな忙しいんですし、声をかけなければ見てもくれません。一瞥さえもらえれば、趣味の合う人ならまず手に取ってくれるでしょう。
あとは、誰かが手に取っていて、ブースの前に人が立っている状態で、周りに声かけをすること。集団心理が働いて、、並んでいるサークルには価値のある本があると思ってくれます。

あとは反省点として、見本誌を用意しなかったこと。きちんと表紙に「見本誌」と書いた本を用意したほうが良かった。
それから、下見で手に取った本をそのまま渡すのではなく、一つ下の本を渡せば良かったかも。見本誌がないから余計気になってしまう点かもしれません。細かいですが、実際にそういう売り方をしているサークルさんがありましたから、参考にしないとなりませんね。
あとは、制作にかかる金額をもう少し押さえるようにしないと、この先続きません。9色インクのA3プリンターをぶん回したおかげで、メーカー純正7色インク2ヶとグリーン、レッド色1ヶづつと、紙代あわせて1万8千円くらいかかっています。印刷屋よりも高い上、製本の労力は自分持ちですから割に合いません。お金だけで言えば自己満足です。ただ、自己満足ついでに無料配布にしなかったのは、百円、二百円でも価値を見いだして買って貰うこと。それが私の作品の評価につながると思ったからです。その点はさすがコミケ。辛口の意見もたくさん貰えましたし、これからの改善すべき問題点も見えてきました。

とりあえず、そんなところでしょうか。最初にあった「販売ゼロ」の恐怖はなくなってホッとしてます。何より手に取っていただけた方、購入された方に最大限の感謝を送ります。本当にありがとうございました。これからもオレの嫁(本)をヨロシくお願いします!
あと、当日売り子手伝いしてくれた、よしd@君にも感謝!