国際福祉機器展にいってきた。

国際福祉機器展。年に一回行われる介護用品、福祉用具、自助具の展示会。いつもなら、自分の仕事が介護よりの建築業だったので実際の仕事に生かすために訪れていたのですが、仕事を辞めることになったので、今回は100パーセント趣味です。
まあ、なぜかというと、こういう福祉用具をネタに絡めたマンガを描いており、今回もネタ探しの意味が強いのです。
全体的に見れば、それほど突飛な展示はなく、どこか堅実な品ばかりです。いままでの商品のモデルアップに過ぎません。多分介護ビジネス自体が頭打ちになっていること。事業者、使用者ともに投資を控えている点が大きいのかと思います。不景気で、機器にまで目がまわらない状態なんでしょう。
その中でも目を引いたのは、移動に状態する機器。車椅子や歩行器などか活発でした。どんどん進化する電動車椅子の操作性、安全装置を増して転倒を防ぐ歩行器。様々な形の杖に、その杖をもっと楽しくなるようなスタンドやホルダーの充実。これは、介護の現場が施設から、一般家庭におりてきているのも原因かもしれません。

ちなみに、そんな会場で妄想してたこと。両手を失ったツンデレお嬢様が、給仕用のロボットアームに恋をする。胸元に取り付けたジョイスティックをアゴで操作しながらご飯を食べるんだけど、こっそり頭をナデナデする動きを練習して、ご飯を食べるより頭をなでられてニヘニヘする話を考えていましたよ、ハイ。