報道写真とモダンデザインの競演

福島県立美術館前

今日は近場です。

福島県立美術館 公式サイトhttp://www.art-museum.fks.ed.jp/menu_j.html
名取洋之助と日本工房「報道写真とグラフィック・デザインの青春時代」展

1930年代、小型カメラを用いた報道写真の先駆けである名取洋之助さんと、活動拠点の日本工房の軌跡を紹介する展覧会です。グラフ誌という形式で、当時の日本の情景を海外に広く紹介していたNIPPONという雑誌の推移を見ながら、掲載写真を見て回れる展覧会でした。
モノクロの写真にカラーの装飾を加えることによってモダンな印象を持たせたNIPPONの表紙。それだけでも、今、広告業界で当たり前のように描かれているカット、レイアウトがちらほらとあり、斬新さと先見さが見られます。
また、2つの大戦の最中、激動の時代にあって、そこに生きている人々の生活の様子、ありのままの素顔がかいま見れました。

今回は、デザインの勉強のつもりで見て回りました。割と最近、この年代風のモダンデザインの広告を見かけますからね〜。そんなわけで、今回の展覧会はアイデアの宝庫でした。

今回のイラスト、最初のイメージで「モダンガール」っぽい感じにしてみたつもりだったんですが…そもそも年代が違いました(汗)



ちょっと曇りがちの天気だったけど、暖かい一日でした。昔の人、いきいきしてた!