たまにはマンガでも。

「#9遠方より来る」より、女の子

え〜、今回はレビューに挑戦です。

須藤真澄著 庭先案内1巻
庭先案内 1巻

94年の作品「アクアリウム」からのファンなんですよ。
独特の世界観…ファンタジーというより絵本的な雰囲気。単純な線で描かれたキャラクター達なのに、様々な表情。出てくる人物全てが可愛い。男の子や女の子、ジジ、ババにいたるまで(作者さんは他人も認めるジジババ描きらしいですが…)、とても可愛らしい。
そして、見るものにすごい、安心感を与えてくれるストーリー構成。そう、まさに「良かったね」と、そうキャラクター達につぶやいてしまうような、まさに安心を与えてくれる本です。

1巻には、10話分の短いお話が描かれています。が、今回一番目を引いたのは、9話「遠方より来る」にでてる…あ、本編で名前語られてないや。女の子…。
うわっ杢子ちゃんやっ!(アクアリウムの主人公)と、思わず関西弁でもだえてしもたですよっ。

繰り返して読んでいるだけに、キャラクターへの感情移入しまくりなので、よく似てるキャラに思わず反応してしまいました。好きなんですよ〜、いまでも手近な所に置いておくくらいに。

もちろん、新しい作品も、須藤ワールド全開(もう、こんな言い方しかできん)な感じで一気読みしてしまいました。
もともと短編集なので、気分で作品を読み返したり、気に入った回だけを読み回したりしています。

連載モノらしいので(雑誌は買っていない…)これからも新しい作品が定期的に読めるかと思うと、また、幸せいっぱいなのです〜。

須藤真澄公式サイト「おさんぽ大王」
http://www.catnet.ne.jp/masumi/



あ、わたしは「虹の泉温泉峡」がいいなあ。オニさん可愛い〜。