「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」視聴。

見てきました、新作劇版エヴァ
まあ、色々書くとネタバレになってしまうので、控えめに。

なんというか、淡々と見てました。普通に総集編。ストーリーの流れは、今回の「序」では、それほど大きく変わっているわけではなく、映像の再構成という感じ。
かといって、面白くなかったワケではなく、たぶん、チラシの裏をひっくり返すような見方をすれば、にやりとする演出が沢山隠れているんだと思います。たぶんDVDになれば、いろんな見方ができるんでしょうねぇ。

ただ、映画になって良かったなあと思ったのは、公開までの時間。
映画は全国公開だから、よっぽどマイナーなもの以外は、公開日が一緒ですものねぇ。

当時、12年前。東京と地方は、まだまだ熱の伝わりが遅かった。どんなに評判の良い作品と紹介されても、見る機会は、知り合いからのダビングか、半年以上遅れてリリースされるVHSのOVAのみ。
評判の良さから、1年後に深夜枠で放送されたけど、すでに東京には、エヴァの流れを汲む作品が量産されていた。(ナデシコとか)
もちろん、YouTubeもニコニコもなかったから、視聴する機会なんてほとんどなかったからね。

そして、当時と同じ声優さんの声を聞いていると、あのときのラジオを思い出します。
人気声優さんが番組を組み、土日の放送深夜枠を席巻し始めていた頃。

こちとら、電波の出力が届かない上、周波数の近い韓国放送にジャマされてしまう。
少しでも受信状況を良くするために、深夜の時間にも関わらず、ラジオをもったままベランダに長時間立っていたり。金属がアンテナになると聞いて、窓のアルミサッシにラジオを押しつけてみたり。
最終的には人間アンテナとなって、ハンディラジオを持った腕を、受信可能な角度に保持するために長時間伸ばして、腕がつってみたり…。
なんか…そんな思い出ばかりが頭をよぎったよ。
緒方恵美の銀河にほえろ」とか、「林原めぐみのTokyo Boogie Night」を、腕をつりながら聞いていた当時が思い出されて涙したよ〜。

あ、映画?良かったですよ(笑)とりあえず、劇版は全て見たいと思っています〜。