東京、ビッグサイト、デザインフェスタ

annon2007-11-17


6時58分発、福島新宿間高速バスあぶくま号乗車
外の気温がマイナス3度。シーズン発の氷点下の中バスは走ります。
時間が改正されて、到着時間が遅くなっていますが、まあのんびりと行きたいと思っています。
デザインフェスタは2日分のチケットを買っているので、今日と明日、2日分楽しんできます。

1時30分頃、ビッグサイトに到着。なんか、会場前で何のアナウンスも看板もないので日にち間違えたのかと思ったよ。
西館全フロアで行われているイベントは、オタク視点から見ればコミケと何ら変わらない印象をうけましたね。ただ、一つ一つのブースが大きく、ブースを遮るパーティションをキャンバスに見立てて絵を描くパフォーマンスがあったりして、同じイラスト系でも違う印象を受けました。
なんかもう、いきなりポストカードとか買いまくってました。イカン、思考と財布がコミケモードになってる(笑)

西1階の1フロア、マップではCブロックから見ていきます。こちらはイラスト系が中心になりますね。

パッと見は同じライン上にいる絵が多かったかな。まあ、これは私自身の好みがあって、アンテナの向いたブースだけを見ていたせいもありますけど。単純な線で描かれたキャラクターが、細密な背景の中に立っている…そんなシチュエーションが多かった様に感じました。
今のライトノベルに挿し絵を描いているイラストレーターさんの画風といえば、大体はカバーできるような気がします。
どこかに誰かのラインが混じっている。どこか似通っている画風を見ていると、前に水戸で見たマイクロポップ展を思い出します。他人の画風を集め、その断片を再構成している。そんな印象を受けます。

イラスト系では、ほとんどがポストカードの販売でした。これも本(同人誌)を販売する事が目的のコミケとは違うポイントでしょう。
本当に見せたいのは作者さんの技量と、世界観。ポストカードはあくまで見本であって、その販売が主ではないようです。
実際、あるブースにお伺いしているときに、スーツ姿のお客さんと接客している作者さんの会話が耳に入ったのですが、「これは企業とかに使われたことがありますか?」としきりに質問しているスーツの人。どうも、携帯サイトのコンテンツ制作会社の人らしく、自社コンテンツ内でのキャラクターを探していたようです。
まさに、アート作品のデビューの場に立ち会っているんだな〜という印象を受けました。

同じく西館2フロア。マップ上ではA、Bブロック。こちらは工芸、服飾、アクセサリー関係がごちゃごちゃと並んでいます。とはいえ、使われているイラストばかり見ていましたが(笑)

西館アトリウム。ここはショースペースとして、演劇やファッションショーの舞台になっています。

今日買ったポストカードの一覧。


西館の一階部分を見ただけでほとんど一日が終わってしまいました。明日は上の階を中心に見て行きたいと思っています。