八王子夢美術館、Bunkamura

annon2007-12-08


2日目突入。南千住より八王子に向かいます。
乗ったのは結構レトロな特快。オレンジ色のニクイやつ








八王子市夢美術館
林静一

中学生以下無料ですって!奥さん。この展示会のボリュームで入場料500円というのもお買い得ですよ〜!


キャンディ「子梅」のキャラクター、子梅ちゃんで知られる画家・イラストレーターの林静一さんの展覧会。デビュー40周年を迎えた林さんの、漫画雑誌「ガロ」連載当時の原稿からカラーインクイラスト、岩絵の具を使った日本画、コンピュータグラフィック作品など多彩な作品を一度に見る事ができます。
清楚で可憐な少女と、憂いどどこか自堕落な雰囲気を持つ大人の女性。
伏し目がちな瞳の形と、そから繋がるようにのびる鼻梁。ややつき出すように閉じられた唇。迷いのない細い線で描かれた女性の横顔は、その前面に大きく空けられた余白に、それぞれのため息の声が聞こえそうで、声をかけたい。肩を抱いてあげたい衝動にかられます。
表情の変化が少ない分、手や指先の演技がしっかりとその時の心情を物語っています。
表現の手法はそんなに多くない、情報の少ない線なのに、こんなにも心に響いてきます。なんかね、恋したくなるね。
淋しかったからくちづけしたの―林静一傑作画集 少女編
小梅ちゃん―初恋すとおりい

てか、このフライヤー。使われている画像がものすごく贅沢なんですが!?小梅ちゃんCM用ピンナップなんて、図録にも2枚しか載っていないのにっ!


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Bunkamuraザ・ミュージアム
アンカー展「故郷スイスの村のぬくもり」
19世紀スイスの自然主義の画家アルベール・アンカー。故郷の村の生活の様子。特に子供たちを写実的に描く作者として知られ、日本で初めて本格的に紹介する回顧展
村の生活の一部をそのまま切り取ったような少女たちの様子、仕草や表情は、一日一日を真剣に生きていく真摯な輝きにあふれ、生命力にあふれている。

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18時50分発福島行き高速バス乗車。
てか、ここ4回くらい同じ席なんですが?足下にプレートが入っていて足がのばせません。長距離にはツライっス。

バスの中で描いていた、林静一+アンカー+あんのん÷6(マテ
…もっと迷いの無い線が引けるように精進せねば!