東京品川区O美術館、新宿区FEWMANY

annon2007-12-26


新宿行き高速バスあぶくま号乗車
天気快晴、気温−4度。バスの車内もあったまっていませんねぇ。冬至過ぎたばかりだけあって太陽もまだ山あいから顔を出していません。今日はどんな出会いがあるのでしょう?

予定通り東京行きです。
高速道路に乗るまで渋滞してたせいか少し遅れ気味です。
んで、また車内で描いてた。年賀用イラストの原案。まあ、こんな感じで。

O美術館、ディジタルイメージ2007展

コンピューターグラフィック系アーティストの自主的な集まりでもあるディジタルイメージが主催する展覧会。会員のアーティストたちの作品公開の場として開催されています。そのため、ほとんどCG系の作品(映像作品も含めて)でした。
私自身フォトショップ使いなので、2D作品に関しては制作環境が同じため、極端な話、全く同じ表現方法を作り出せるはずなので、今回の展示はものすごく参考になるポイントばかりでした。

会場内、写真撮影の許可は貰ったんですが、ウェブ上の公開は不可とのこと。仕方がないので撮って置いた作品は自宅でニヤニヤしながら見ることにしますw


気になった作者さんをピックアップ。
駄場寛(ダバカン)さん
3Dソフトでの描画で、キャラクターをブリキのオモチャのように表現する作家さん。
展示してあった妖精の姿のキャラクターは、パーツの合わせ目や、固定のための差し込み穴などが描かれ、金属的な質感もあって昔ながらのオモチャのよう。でも、キャラクターそのものは今風のゲームにでも出てきそうな子で、そのギャップが楽しい。テカリや写り混みなど3Dならではの表現が綺麗。

武藤修さん
展示内容の紹介記事のあるブログ「キャラコレ日記12月27日」
これは、キャラクターに一目ぼれしました。保健所で処分されていく犬たちが1匹もいなくなることを祈りつつ描かれた絵本の原作。かなえという犬が、なにか不思議な力を得て他の犬たち、飼い主たちのために奔走する…で、いいのかな。絵だけの展示だったのでストーリーは違うのかも知れません。
ディフォルメされた丸っこいキャラクター、遊び線を残したラフなタッチ、パステル調の淡い色合いで統一された表現。私の好みストライクゾーンすぎてたまんないです。
来年絵本(とDVD)になるんですか。ぜひチェックしなくては。でも、たぶん見たら泣く。ぜったい泣く!

松林あつしさん
3Dで描画されたキャラクター。ですが、よくある金属的な質感はなく、まるで粘土のクレイアニメのような柔らかさをもったキャラクターを描く作家さん。トンガった感じのあるギャルの絵なのに、素直で柔らかい印象を受ける面白い作品でした。目の表現とか面白かったなあ。

花山由理さん
ロボットのオモチャ、その頭部がハロゲンライトかフラッシュのように表現された絵。てかこれって、実際にオモチャかウケ狙い実用品として売ってそうだなあ。
ライト部分のガラスの表現、ヒカリの表現が凄い良かった。今後参考にさせて頂きます〜。

ホント今回は、自分の絵の表現方法を見直す良い機会でした。表現方法で悩んだら、今日の写真を見ながら考えるようにしよう〜。

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セレクトショップFEWMANY


新宿のアート系グッズショップ、フューメニーによりました。ほんとは少し前にやっていたこなつさんの個展が開かれているときに来たかったんですが、残念ながら時期をハズしました。デザインフェスタで見かけてから気になっていた作者さんだったんです。
こなつさんの絵本、「木馬のキャロル」とポストカードを何点か買いました。