倉敷美観地区、大原美術館、倉敷アイビースクエア

annon2008-08-23

いよいよ、今日から出発です。とりあえず倉敷に宿を取っているのでそこが最終目的地なんですが…はっきり言ってまだ何も考えてません。「るるぶ」と「ことりっぷ」は手にしてますがあんまり目を通していないし。
とりあえず、直島、しまなみ海道を見てみたいな。直島は現代アートを島ぐるみで展開している有名な島ですし、島々を総延長70kmでつないだしまなみ海道も気になるところ。
ほんとのところ、宮崎駿監督が崖の上のポニョの構想を練るのに、瀬戸内の島に滞在していたって事が気になって、この地を選んだんですけど。どんだけミーハーなんだか。私。
まあ、どの島なのか見当を付けていないのが、詰めの甘いところなんですけど、自分なりにポニョの海を見ることができたら…と思っています。

旅の内容は逐一書いていきますが、イラストや写真が入るのは帰ってきてからになります。

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12時20分岡山到着。途中何度か雨に打たれる行程もありましたが、流石は晴れの国。どうにか弱いながらも日差しがある曇りまで回復しました。
このまま快速サンライナーで倉敷に向かいます。

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12時50分倉敷到着。

今から約400年さかのぼる江戸時代、倉敷は天領江戸幕府の直轄地)として栄えていました。倉敷川は米や綿花の集散地として、大小の舟がひっきりなしに往来するほどのにぎわいでした。その面影を色濃く残す美観地区の町並み。白壁の蔵や昔ながらの町家は、江戸のたたずまいを今に伝えています。
・パンフレットより抜粋

まずは足慣らしに街の中を散策してみたいと思います。

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大原美術館に来てみました。白壁で作られた蔵、その町並みの中に突如現れるギリシャ風の神殿。聖闘士かっ!ここはなに宮だ…とかバカなこと考えてしもた。


大原美術館は倉敷を基盤に幅広く活躍した事業家大原孫三郎が、前年逝去した画家児島虎次郎を記念して昭和5年に設立した、日本最初の西洋美術中心の私立美術館です。
・パンフレットより

西洋風の洋館に日本的な木造部分。不思議な折衷案で建てられた美術館、日本に西洋美術を紹介する担い手ともなった場所。本来なら厳かな雰囲気が似合うのですが、明日にわたる2日間は子供たちにミュージアムジャックされているようでした。
「チルドレンズアートミュージアム2008in大原美術館」と銘打って全フロアに14もの子供向けワークショップを展開しています。好きなプログラムに、いくつでも参加できるとあってすごいにぎわいでした。特に「私の大原コレクション」と題して、スケッチブックと画材を渡され美術館内の作品をスケブに模写して持ち帰ろうってイベントが人気でしたね。
そのイベント参加中の男の子、マルク・シャガールの「恋人」を床に座り込んで模写していたんですが、途中知らない女の子が絵の前で両手を広げて視線をとおせんぼしてた。その光景が可愛かったので、私はその2人をスケッチしてしまったよ〜。

美術館に併設されたカフェ、エルグレコで一休み。

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第34回倉敷サマーコンサート
倉敷アイビースクエア中庭。18時30分より。
倉敷市内のアマチュア合唱団。独唱1組を含む14団体のコンサート。アイビースクエアをブラブラしていたらパンフを貰ったので聞きに行ってみることに。
懐かしい歌謡曲や動揺を取り混ぜたコーラスで、なんかもう泣きそうでした。いや〜よかった。ほんと今日は運が良かったです。

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宿にチェックインして今日はここまで。明日は天気次第で直島方面に向かってみる予定です。