「ネタ」東京ビッグサイト　地球統合軍最新鋭艦マクロス進宙式公開イベント

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秋葉原でのイベントと思って来られた方ごめんなさい。今日のブログは当日参加できなかったため、腹いせに書いたネタです。

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１９９９年、小笠原諸島の南端、南アタリア島に正体不明の大型構造体が墜落してから１０年。地球外に別のテクノロジーを持つ存在が確認されるようになってから世界は大きく変わり、地球外からの脅威に対抗するために結成された地球統合軍と、その勢力を快く思わない反勢力による泥沼化した戦争が始まる。だが、ＡＳＳ−１と名づけられた外宇宙船がもたらしたオーバーテクノロジーを手にする統合軍が勢力で勝り、徐々に反勢力を封じ込めていく。

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今日は、東京ビッグサイトで行われる、南アタリア島でのマクロス艦進宙式公開イベントに来てます。ビッグサイトの会議棟、ちょうど、ピラミッドが逆さになったような建物に、大型スクリーンを設置し、現地からの中継を交えて進宙式を公開するイベントが今日行われます。くしくも今年はガリレオガリレイが望遠鏡で宇宙を観測してから４００年になる国際天文年。この節目の時代に新たなる旅立ちの機会を与えられたのは、人類にとっても大きな飛躍となるでしょう。
マクロスの復旧作業には、日本も大きな貢献をしました。動力系メーカーの新中洲重工は宮城県角田市の角田宇宙研所有の超航空実験設備を使用し、熱核反応タービンエンジンを完成させてます。また、オーバーテクノロジー以外の通常推進システム（バーチカルスラスター等）も角田のＨ2実験棟が使用されています。
そんな新中洲重工の活躍は、東館で同時開催される「これまでの歴史展　〜宇宙からの贈り物から新たなる旅立ちまで〜」と題した展覧会でも詳しく紹介されるみたいですね。去年の東京国際時空宇宙産業展でも一部公開された新型エンジンと、それを搭載する新鋭機ＶＦ−１型の実物大モックアップ。同時期に開発されていた人型兵器、コードネーム「バトロイド」の詳細も発表されるみたいなので、そちらも楽しみですね。
しっかし、２ｃｈではこのＶＦ−１とバトロイドが変形機構をもつ同じ機体だ！って噂が立ってますが…いくらなんでもそりゃありえんだろうよｗ。Ｆ−３５ライトニングと同じ考え方のスラスト・ベクトル・ノズルを採用し、エンジンユニット２機を下方に向ける姿が、さながら足の生えた飛行機のように見えることから発生したらしいですが、アニメのマクロスＦじゃないんだからｗｗｗ

同じ日に、秋葉原ＵＤＸでも進宙式に合わせたイベント「マクロス超時空進宙式典〜ほんとに2009年になっちゃった…2.22（にゃんにゃんにゃん）だよデカルチャー！〜」が開催されており、こちらは統合軍のマルチメディア展開の一環として製作された宣伝アニメ「マクロスＦ」に関連したイベントになっています。（つーか、ジャパニメーションを利用するって手は私らオタクにとってはうれしい限りですが、あんな無茶設定、軍のタイアップでよくやったよな。変形戦闘機とか人型になる宇宙船とか）
まあ、今回はランカ…じゃなくてマクロスそのものなので帰りに寄ってこれたら良いかな〜くらいには思ってます。

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さすがに正面スクリーン前はものすごい人ごみですがな。今日はコミケかっ！つーの。
スクリーン上では進宙式のプレイベントになる、次世代戦闘機ＶＦ−１によるアクロバット演技が始まっています。

お、コッチでも航空ショーが始まったみたいですね。
はるばる新田原から飛んできたノースロップ・グラマンのＶＦ−０フェニックスによる編隊飛行です。わざわざ南カタリアでのエンジェルバーズ隊と同じ塗装にしてるのがニクイ演出ですねぇ。


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ちょっと中に入ってみましょう。まだ、浮上開始には時間がかかるみたいです。お偉いさんのスピーチなんぞ聞いていても面白くないし、どうせ、ビッグサイト館内でも各所にモニターが設置されているので状況はわかります。浮上式が始まったころ、外のスクリーンに向かえばよいかな。
西館のアトリウム。レセプション会場が作られています。こちらでも日本のお偉いさんが何かスピーチするみたいですが…。あれ、なんか会場があわただしい…。

統合軍の兵隊さんが、わたわた動いています。なんか叫んでいるみたいですが。え、中に入ってろ？よく聞こえん。

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「地球統合軍より会場のみなさまへご連絡いたします。当会場での進宙式イベントの内容を一部変更いたします。屋外の大型スクリーンによる上映は中止。会場の皆様におかれましては、混乱を避けるために中に入っていただくようお願いいたします。進宙式および、マクロス艦の発進の予定は、現在のところ未定です。繰り返します。混乱を避けるために会場の中に入ってください。」


ちょ、おま、何があった？とりあえず放送は無視して外に出てみよう！
エントランスホールに向かう三連のエスカレーターを駆け上がって、正面入り口から外へ。兵隊さんが何か言っているがとりあえず無視！
正面入り口は、放送を聞いて中に入ろうとする者、好奇心に駆られて外に出るもの（私かっ！）でごった返しています。人の波を掻き分けて外へ。

ものすごい閃光が走りました。そして遅れて轟音と地震が発生。
なんだ？なにが起きたんだ！
（注：後日この閃光が、マクロスの艦首主砲からの砲撃と判明）

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兵隊さんに無理やり会場の中に連れてこられました。なんか人質にとられたような気分です。西館アトリウムのレセプション会場に、みんな座らされています。多分、ほかの場所でも同じ状況でしょう。会場に設置されたモニターが、テレビの中継を流しています。

なんだこれ？まるで砲撃じゃないか。曳光レーザーの照射？それともエネルギー兵器か？
映像を伝えてきたＭＢＳニュースによると、
「東京湾海上交通センターの監視カメラが謎の怪光線を観測。小笠原諸島南アタリア島付近と思われ、先ほどの発光現象と地震との関連性が疑われる。南アタリア島では地球統合軍の超時空艦の進宙式が行われているが、軍からの声明はまだない。」
とのこと。そういえば、さっき謎の飛行物体が大気圏外に出現したと報道していたけど、マクロスが攻撃をうけているんだろうか…。

お、新たな動きが

お、おっおおおおおおおっ！！マクロス発進かっ！会場では大拍手が沸き起こったぞ！
なんかよーわからんが、こっからが反撃っしょ！…ってあれ、あれあれ、落ちていくんですけど…ど、どーしたのよ！あああ、画面から消えてしもうた…。なんか致命的なダメージをうけてしまったんかいな…。
兵隊さんも、なんか怖い顔してるんですけど。ど、どーなるんだ、一体！
「地球統合軍より会場のみなさまへご連絡いたします。統合軍は本日、非常事態宣言をいたします。わが軍は現在、大気圏外より未確認機からの攻撃を受けております。東京ビッグサイトはこれより、統合軍管轄の日本司令部として機能いたします。会場の皆様に置かれましては、安全が確認できるまで会場を動かないようお願いいたします。」

うわ、やばいことになってきた。
宇宙からおっこってきた船が戦闘用だとわかったときから、いずれは地球外生命体とのトラブルが発生する事は心配されていたんですが、もっとも悪い方向に進んでいるみたいです。

あ、マクロスがまた飛び立っていきます。ん、通常推進を使っているのか。推進剤の炎が見えています。あれじゃ、島にダメージが及ぶな。いや、もう敵の砲撃で壊滅しているからこそ出来るって訳か。島の人、大丈夫なんかなあ。娘娘の中華料理…食べに行きたかったなあ。

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１時間くらいたったかな。会場は送られてくる映像にみなショックを受けているのか、すごい静かです。宇宙に飛び立っていったマクロスがどうなったのか。ぜんぜん情報がありません。軍関係者も警備の者以外は見当たらなくなってきました。
いつになったら、帰れるんかいな。
ん、ＮＢＳニュースが入っている。あれ、マクロスが降りてきているのか？
おいおいおい、せっかく宇宙に出たのに、わざわざ帰ってくるなよっ！戦争を地上に持ち込むな！民間人としては大迷惑だ！
あ、あれ。

画面に見えた大きな丸い閃光。そして
ビッグサイトを襲う大きな地震！！

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マクロスが謎の光を放って消えてしまい、それと同時期に敵の艦隊らしきものも姿を消してから３時間。私たちはやっと解放されました。ビッグサイトのすべての交通機関は、通常通り運行しています。それぞれが、思い思いの方法で帰路について行きます。
あの光が何だったのか。軍からの説明はまだありません。地震や津波は収まりましたが、オーロラに似た大気の異常が、空を不思議な色に変えています。マクロスがどうなったのか、島の人々がどうなったのか。そして、私たち人類は、これからどうなるのか。
なにも、わかっていません。
人間同士の泥沼の戦争がようやく収束をみせ、平和へ向けての、晴れの舞台でもあったマクロスの進宙式。ですが、それは最悪のシナリオによって書き換えられました。
誰もが言いしれぬ不安を胸に抱いたまま、私たちは会場を後にしていきます。

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えー、最後まで読んでくれたかた。今日の日記は真っ赤なうそでネタです。フィクションです。嘘を嘘と（ｒｙ
本編の設定と違う場面もあったかと思いますが、「オタクがネットの情報を鵜呑みにして知ったかぶってるよテラワロスｗｗｗｗ」っていうネタなのでご勘弁を。
お付き合いくださってありがとうございました〜。