第63回福島県総合美術展覧会

福島県文化の進展と美術の振興を図ることを目的として、県内および県出身者から作品を公募する美術展覧会。絵画、造形、書など、さまざまな分野の作品が、恐ろしいほどたくさん見られます。
毎度思うんですが…図録つくってくれ〜!!でなければ、写真撮影を許可願います〜!

え〜、肩書きからすると、かなり固いイメージの展覧会に見られますが(実際そうなんですけど)この展覧会で、私が重要視しているのは。


現役女子高生が制服で被写体になっている絵画が見られるからっ!!

まさに


女子高生とか、好きだから〜!!

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まあ、普通、美術館で並んでいる絵画作品に、制服の女子高生はおらんわな。
ただ、ここはアマチュア作品の展示会です。もちろん青少年対象の募集も行われていますし、高校生なら、身近な同級生をイメージして作品を仕上げるのは、まあ、普通っちゃ普通ですよね。
あ〜、なんかひだまりスケッチとか、GA芸術家アートデザインクラスの雰囲気が漂うなあ。


そんなわけで、そっち方面に実際に描いた人にはいやがるネタでお送りしていますが、さらに輪をかけて勝手にイメージ

柳沼さんの作品「着信」より勝手にイメージ。
教室の机の下。地べたに座り込んでケータイをのぞき込む女子高生。なんか今の世を象徴しているよう。中心として女子高生が描かれていますが、その周りに人影はありません。リアルの世界での孤独と、ネット世界でのつながりという、背反する関係が端的に描かれています。
あと、たまたま横を通りがかったオバちゃんが、「最近の子は、すぐ地べたに座り込むよね〜」とか言ってましたが…そっちも計算済みかっ!?


鈴木さんの作品「脱却」より勝手にイメージ。
夕日が差し込む教室。寸分違わずきちんと並べられた机。その上に立つ一人の女子高生。ただ、ここにも彼女以外の人影はありません。ネクタイをゆるめ、ちょっとダルそうに立つ姿は、現在の境遇に対しての反論なのか。これから始まる、学校外での生活に対する不安なのか。
実際に見学に来ていた女子高生達に一番ウケていたんじゃないかな。人だかりが多くて、メモがとれませんでしたよ。



とまあ、こんな感じ。しかし、展覧会のネタでブログ描いて、こんなに女子高生って単語連呼したのは初めてだわ〜w