映画サマーウォーズ視聴記念!

サマーウォーズ視聴記念!

え〜、ネタバレ要素を含みます。もう描いたイラストがネタバレですが。

時をかける少女』を手がけ一躍注目を浴びたアニメーション監督・細田守が、満を持して送り出す最新作が『サマーウォーズ』。キャラクターデザイン・貞本義行、脚本・奥寺佐渡子など『時をかける少女』のスタッフが再結集したこの作品は、ふとした事から片田舎の大家族に仲間入りした少年が、突如世界を襲った危機に対して戦いを挑む物語である。
公式ホームページより















はい、3年前「時かけ」で全国の非モテをもだえさせた細田守監督がまたやってくれました。「夏と言えばスイカと花火と女だろ?」から始まる映画に、最近その3点をセットで召し上がったことのない者たちの鼻息が高まります。とはいえ、とはいえ…。

おまえら高校生なんだから、そんな純愛せんでもう少しこう、ああ、なんつーか、生死をかける戦いをしろよっ!

かけてかけてかけてかけて〜、わたしだけに(ry


ぜいぜい。

話の流れ的に、主人公達を小学生や中学生にして、もっとジュブナイルっぽくしても良かったんじゃないかな。夏希の許嫁宣言もなんか生かしきれて無かったような気もするし。ぼくのなつやすみサマーウォーズみたいな感じでも良かったんじゃないですかね。

それにしても、最初OZの全図を見たとき、「すわっ!村上隆っ?」とか思ってエンディングテロップに名前探してしまいましたが。あの節操のなさは村上さんの色っぽかったんですが違ったようです。

まあ、内容はよくあるセカイ系ですね。3年前宇都宮美術館でやなぎみわさんが講演した「自分の半径2mくらいの人間関係と、大きなファンタジーの両方を行き来していて、中間がない存在」そのままの世界の成り立ちです。(講演時の内容はこちら)中間にいろいろな人間関係を挟みつつも、一家の団らんと、世界の危機という一足飛びの関係が今ひとつリアリティをあやふやにしています。まあ、スパコンのサポートがあったとはいえ、一家親戚全員でゲームをしているだけで、世界が救えるってのは今時のネット社会ならありそう…か?まあ、一族を路頭に迷わす可能性はあるわな。最後の方、疾走感やカタルシスに酔ってしまって矛盾点なんぞ気にせず見入ってしまったんですけどね。

まあ、キャラクターもきちんと立っていたし、親戚一同なんか、小さかった頃の自分家まんまだわ。あの雰囲気。
夏希ちゃん(のアバター)が可愛かったので満足です。パワーアップして後期2号メカ化するしなw

それにしても…(こればっかりだな。)

男の子でしたか…。う〜む。


ピクシブ版はこちらに。