コミッマーケット3日目

コミケブースにて

先の大震災があり、色々と開催が心配されたコミケが、なんというか無事に開催されました!私もコレで4回連続参加になります。地震もあり、きちんとした創作活動ができるのか、きちんとした本が作れるのか非常に心配してましたが、それでも創作趣味一筋でアレだけの参加者を集めているコミケの実態を見ていると、ものすごい元気がでるし、日本はまだまだ(悪い方に)大丈夫だな〜なんて思ってしまいます。

夏2回目参加ということもあり、涼しさ対策満載で準備してきました。まず、USB換気扇と、携帯充電用大型バッテリー。この組み合わせはとりあえず朝9時から午後3時くらいまで使えました。とはいえ、自分用ではなく、立ち止まって見てくれる方専用にブースの外に向けてまわしてました。
あと、首から下げる小型扇風機。会場内でもちらほら使っている方がいました。ウチワで仰ぐよりは、体力を使わないだけマシ…というレベルですが、コミケでは本を買う体力以外は極力使わないでいたいという場所ですので、コレは優れものです。
それから、たたくと冷たくなる保冷材。事前に冷やしておかなくても良いという利点はありますが、60分持つと書いてあるのに会場の熱気で20分もたつとちょっと効果が薄いくらいぬるくなる始末。あと、使い終わった保冷剤が異様に邪魔ということもあり、コレは次回は別のアイテムに変えておく必要がありますね。
あと、とりあえず汗だくになっても見た目が悪くならない色の服を着ていくのが必要ですねぇ。前回色付きのTシャツを着てたらやばいくらいに汗で色が変わって見た目ワルっって感じになりましたので…。


いつもどおりのチラシの山です。これ、片付けるだけで余計な体力を使うんですが、もう少し何とかならないですかねぇ。無地の袋にあらかじめ入れてあるとか、全社の広告をCDに焼いてカタログのように閲覧できるとか
。会場が終わると丸ごと捨てている方も居るし、見てもらわなすぎな印象があります。私も見てないww

んで、ブースの内側から。こういうのもサークル参加者の特権的眺めですね。


さて、では内訳です。
新刊「んじゃない。まだない。」製作部数34 内見本誌提出1 300円
販売部数9
お付き合いのある方に無料配布した分4

既刊「さなとり しゃりん姫」200円
販売部数3

既刊「あそんでくれなきゃいたずらするぞ」300円
販売部数2

既刊「ふゆのもりであそぼ」200円
販売部数1

ポストカード 1枚50円
販売枚数5枚(+寄付で50円)

実販売金額4400円

これらの金額は、今回大震災ネタを使用したということで、全額福島県災害対策本部もしくは災害対策本部に持っていける団体に寄付します。なお、無料配布分は、あんのんが任意でお渡ししたということもあり、冊数分の1200円は私自身が負担します。まあ、サークル主催者としての募金ということで。そのため総額5600円を寄付します。
寄付の詳細はきちんとブログで紹介いたします。

今回は、あまり気負いなく居られたってこともあり、まあ、マッタリとした時間を過ごさせていただきました。赤べこ電車の話でもりあがってみたり、前回年賀状をいただいた「かーまー」さんとまたお会いしたり、既刊の話をしたら「全部持ってます」なんて話を聞いて鳥肌たったり。外国人の青年に読まれてどう返事をして良いものか迷ったり(福島弁で書いてあるんだもん、どうやって訳するんだろうw)こう、直接人と出会えるってすごい事だな〜と思いました。
福島ということを明かすことで、なにか問題があるのか…少し心配しましたが、表面上は大丈夫だったみたいですね。

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さて、日本で一番2次元に近い場所ももうすぐ終わりです。お祭りも元の通りに戻しておかなければ、多分ビッグサイトが汚染されてしまうかも。
てなわけで撤収作業です!



帰りにはまた長距離を走らなければならないので、流石に最後までお手伝いは出来ませんでしたが、この片付いていく様を見ているのも、コレが誰かからの押し付けで行われているイベントではなく、「私たちが」係わり合いを持っているイベントなんだと実感できる瞬間です。日本で最大で、日本で一番危ういイベントがまた、終わります。そして私たちは…。

うわ〜まだ現実に戻りたくねぇ〜!