二度あることは三度ある美術準備室に参加しました。

仙台のメディアテークにて本日開かれた美術準備室なるイベントに参加してきました。今回で3回目との事で、ギャラリーオーナーを囲んでギャラリーとは何か、参加の仕方見方などのご指摘をいろいろお話いただきました。特に、ギャラリーの展示方法については、なかなか分からない点が多く、興味深かったです。

4人のギャラリーオーナーの方がいらっしゃっておりましたが、一人は会の主催者ということもあり、3人が、3つのテーブルに分かれて、話を聞くという形を取っています。
私が参加したのは、「美術カフェPICNICA」のテーブル。麻生さんの展示で何度か訪れたこともありますし、場所なじみがありましたので、ここに決めました。

まずは実用的なお話から。
ピクニカは1階がカフェ併設のギャラリー。2回が「アートルーム・エノマ」という名前になっております。

レンタル料
ピクニカ  2週間 30,000円 絵の売上があった場合は30%
エノマ   1週間 50,000円 絵の売上があった場合は10%

月曜日搬入し、火曜日から、日曜日までの展示で1スパン。撤収の場合は、日曜日の展示終了後。

広告用のはがき大のチラシについては、作者さんの方で用意する。ただし、チラシの配布についてはギャラリーの協力がいただける。

展示用の固定機材はギャラリーにて用意できる。
展示に関して配置などのアドバイスもいただける。

展示作品に関しては、それぞれのギャラリーで得意分野があるので一度相談したほうが無難。エノマについては、匂いのあるものの展示は出来ません。

エノマの展示に関しては、作者さんが終日いなくても大丈夫。ただし、出来れば在籍してもらい、展示を見に来た方にお話されたほうが良いと思われる。その際の飲み物のサービスなどは、作者さんのほうで行ってよい。(飲食禁止ではない。)特に値段を付けて販売目的の場合は、営業活動になるうえ作品の管理に責任が発生するので作者さんは在籍して欲しい。

オープニングパーティなどは事前に確認する。料理などのアイデアについては、オーナーさんからある場合があるので、要確認。


その他のギャラリーに関して料金など。
○ギャラリーJ 一日1万2千円×6日。火、水搬入。

○オープンギャラリーCROSS ROAD 6日で4万5千円。スタート曜日の決まりはない。工芸系得意。

○TURNAROUND カフェ併設場とギャラリーとがある。ギャラリー1週間5万2千5百円。カフェ部、2万5千円 現代美術が得意。



感想として
利用料金さえクリアできればかなり敷居が低い印象。チラシ配布などの宣伝もギャラリーが協力してくれるし、場所によっては不在でも可能。展示期間が1週間程度と長いので名前を知ってもらえるチャンスでもある。同人活動にギャラリーを使うというのも、一つの手かもしれない。


ギャラリーJ
http://space.geocities.jp/gallery_studio_j/
PICNICA
http://picnica.net/
CROSS ROAD
http://www.geocities.jp/cross_road_hp2/
TURNAROUND
http://turn-around.jp/