今日は世界ALSデーです。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、脳と筋肉をつなぐ神経回路が遮断されることにより、すべての筋肉が脳の制御を離れ、いずれ脳からの命令を全く聞かず、呼吸器系の筋肉すら命令を無視して死に至る病気です。
全身の筋肉との脳の回線が遮断される病気になると、その生活すら他人に任せるようになります。
特に呼吸器系を改善するために吸入装置をのどに直接取り付けると、死にたくても死ねなくなります。呼吸器系の機材を取り外すのは殺人になってしまうからです。
今日、6月21日は、世界ALS/MNDの日。世界中でALSの撲滅を祈って集会をしたり、コンサートをしたり、食事をしたりする日です。
http://www.alsjapan.org/-article-295.html
ALSにかかると、本人ばかりクローズアップされがちです。確かに体全体が動けなくなっても脳だけ活発に生きているトータルロックトインステートは怖い状況です。しかし、介護者にも想像を絶する苦労がかかります。便が自力で出せない人を介護するのがどれだけ大変か、わかっていただけるでしょうか。

                                                                                              • -

そんなALSにかかった少女の話を描いてました。今までのコメントで気になったら見てみてください。専門書を読み込んで、当時としてはかなり勉強して描いた漫画です
http://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ152743.html



最後宣伝になってしまいましたが、この病気が一刻も早く、撲滅される日を祈っております