長井勝一漫画美術館

この展示台の下の引き出しに原画が入っ

宮城県塩竈市東玉川町9-1 ふれあいエス塩竈
公式サイトhttp://www.freefactory.net/~nagai/

漫画というメディアの、偉大なる先人達の足跡をたどってみようとやってきました塩竈市
長井勝一さんは、雑誌「月刊漫画ガロ」の初代編集者だった方です。ガロといえば、白土三平さんの「カムイ伝」を連載させるために存在した雑誌…と言うことですが、実は私も良く知りませんでした。

この美術館、まあ、美術館といっても研修室くらいの大きさしかないのですが、ガロ誌を賑わしていた作者さん達の原画が見られるのが特徴です。
壁沿いに細長い机状の展示台があり、その引き出しを出すと原画が収納されています。限られたスペースで、たくさんの原画を見せると言う点ではアイデアものですが、ちょいと分かりづらいのが難点ですねぇ。

原画を寄贈した作者さん達…ぱっと見てすぐ分かったのは「水木しげる」さんくらいでしたが(汗)それでも、その原画たちが持つ圧倒的な線画力と、今みたいに確立した漫画の描き方が無かった頃の実験的なレイアウト…。それはまさに、今の漫画に通じる布石だったと思いますね。

その会場内に蔵書が読めるスペースがり、「カムイ伝」が置いてあったので、勉強不足解消のために読んでいました。が、全巻読み終わる前には日が暮れてしまいそうなので(汗)とりあえず3巻まで。それでも2時間以上そこにいたことになりますが…。


ついでなので、せんだいメディアテークにも寄ってみました。
せんだいメディアテーク 公式サイトhttp://www.smt.city.sendai.jp/

来月に「GUNDAM 来たるべき未来のために」展が開催されるので、パンフを貰いに言ったのですが、入り口入ってすぐにこんなモノが!

塩釜高校、段ボールアート作品。ガンダム…ってEz−8かよ!なんとまあ、マニアックな。だいたい3mくらいなのかな、けっこう大きな作品でした。

しかし、仙台市に戻ってきても塩竈に関係した作品が見られるなんて、今日は面白い日でしたね。



段ボールアートの中に、頭の部分だけのザク…って言うの?それがあってね〜、ちっちゃい子がかぶってて可愛かった〜。