COSQUIN EN JAPON (コスキン・エン・ハポン2006)

川俣町中央公民館

第32回全日本フォルクローレフェスティバル
会場 福島県伊達郡川俣町 川俣町中央公民館
10月7日〜10月9日
http://www.town.kawamata.fukushima.jp/cosquin/

福島市から太平洋側に20kmほどの小さな町。ここに日本で唯一、南米アンデスに古くから伝わる民族音楽フォルクローレを、プロアマ問わず、広く発表する場として、開催される音楽フェスティバル。それがコスキン・エン・ハポンです。
今年も全国各地、161組の演奏家が集まり、3日間開催されます。
ケーナに代表される民族楽器、最近では邦楽の伴奏に使われることも多くなったフォルクローレは、その哀愁のある音色、素朴さ。そして時には激しさをもって、聞く者の心を揺さぶります。

さまざまな人々が、普段着そのままのいでたちだったり、民族衣装を身にまとったり、1人だったり、大人数だったり。その演奏スタイルはそれぞれあれど、心はすでに、遠くアンデスの山並みを飛ぶコンドルのように飛翔していきます。

そして、第32回と長い開催なので、参加者の間にも様々なドラマが繰り広げられます。新しいメンバー、入れ替わる人々。そして、永遠の旅路についた仲間に対しての追悼演奏…。むせび泣くように降る雨もやがて止み、煌々と照る月の光の中、様々な想いと共にケーナの音色が響き渡っていきます。


地元の子供達の演奏から、コスキンはスタートします。


演奏に使われる民族楽器。