甲府、昇仙峡、影絵の森美術館

8時30分発、特急あずさ7号松本行き。

8時ちょうど…って訳ではないですが、特急あずさ号です。
今日の目的地は甲府です。

そういえば、今回の旅は富士山をはさんで南側と北側のルートを取ってますね。
…そのどちらも、富士山と反対側に座っているのは、どうしてなんでしょう…。頭悪いなァ、私。

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JR東日本、駅からパック。甲府駅から。(甲府駅の緑の窓口にて販売してます。)
昇仙峡の散策とファンタジー影絵の森美術館の鑑賞
2600円
料金内訳
バス券、甲府駅〜天神森
影絵の森美術館入館券
昇仙峡ロープウェイ往復券
バス券、昇仙峡滝上〜甲府駅

ここのところ、ハズし技の旅ばかりだったので、観光地っぽいところに行ってみたかったんです。藤城清治さんの作品も興味があったので足を運んでみました。
JRのセットは、昇仙峡の入り口、天神森から徒歩片道50分の散策コースを登り、美術館、ロープウェイを巡る流れになっています。
てか、2日続けて山登りになってしもた…。
開きなおって、散策開始。

ほどよく木陰になって涼しい散策道。川づたいに歩くと、たくさんの奇岩が転がっています。オットセイ岩、はまぐり岩など、ちょいと疑問に残るネーミングをバカバカしく思いながら歩いていきます。
本当は、名物の「トテ馬車」に乗って行こうと思っていたんですが、この暑さでお馬さんのほうがダウンしたらしく、上から降りてこない…。馬も負ける暑さって…大丈夫か、私?

それでも、景観は素晴らしく、沢から吹く風は涼しく、あっちこっち寄り道しながら登っていきます。
よせばいいのに、美術館を跳ばして、先にロープウェイに乗ってみたり、頂上駅の更に上の展望台まで登ってみたり…。

弥三郎岳では、何とか富士山の片側半分を、雲の隙間から見ることができました。


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さて、美術館なんですが…。
なんか物凄くクタクタなんですが!?
なんかもーいつもこのパターンだなあ。

昇仙峡影絵の森美術館
14日現在の展示内容
藤城清治展(常設展)
東ちづる「マリアンナとパルージャ」原画展
うつみけいこ展
山下清
水木しげる特別展

はい、クタクタですが、ここが目的地です。(笑)

影絵作品をどのように見せるのか、興味シンシンだったのですが、中に入って納得。室内を真っ暗にして、作品は奥のスペースにあるライトで照らされています。
影絵と言うと、モノクロの作品を思いだしてしまいますが、藤城さんの作品は、キャラクターこそ黒の切り抜きですが、その背景は様々な色彩に溢れています。
さらに版を重ねることでボカシの表現まで。
単純に見えて、複雑な技術の重なりが、私たちを魅了します。
…なのですが…。女の子の足が、キッチリと描写されていることに萌えを感じてしまう私は、やっぱりサブカルに毒されていますかね〜?

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帰りのバスを待つ間、近くのお土産屋さんで「ほうとうまんじゅう」を買ってみた。本来は「ほうとう鍋」と言う、かぼちゃと麺が入った鍋ですが、さすがにこの暑い時期、あつあつの鍋は辛いので、ちょいとお腹もすいてきたので食べてみる。

甘いものかな〜と勝手に想像していたのですが、山菜かなんかのシャキシャキした食感があっておいしかったてす〜。
ちなみに橋本屋さんで買いました。


18時5分発特急スーパーあずさ30号新宿行き
乗車率120パーセントですってよ、奥さんっ!
指定席のデッキに乗れって…。

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今、1号車後部デッキ左がわにペタンと腰を下ろしています。
人は少ないし、トイレと洗面台が近くて便利だっての!
物凄く揺れるけどな〜!