喜多方市美術館 マリオ・イシヤマの世界展

annon2008-07-09


今日は喜多方まで足を伸ばしてみることにしました。喜多方市美術館は、絵本作家の作品を展示することが多く、いつも気になる場所です。
たまには気分を変えて、電車での移動です。

福島〜郡山:東北本線。郡山〜喜多方:磐越西線 運賃2,210円
写真は会津若松駅に到着した磐越西線。郷土玩具、赤べこをモチーフにした「あかべぇ君」もあちこちに描かれています。

                                                            • -

喜多方市美術館 マリオ・イシヤマの世界展

石山鞠緒は1994年喜多方市に生まれ、高校時代までを過ごしました。小学生の時にアニメを見て興味を持ったのがきっかけで、1963年に東映動画株式会社に入社、数多くの長編アニメーション映画やテレビアニメーションの制作に関わります。
中略
この展示会では、アクリル画・水彩画あわせて56点の画とともに、農業科副読本イラストの原画も紹介いたします。
・展覧会パンフレットより。

東映動画入社当時、同期には宮崎駿さんもいたそうです。
イシヤマさんの絵は、そう言われてみれば、アニメーションの影響を強く受けていますね。明暗のハッキリした線、色数が少なく、同じ色で塗り分けられている範囲が広い。
アクリルや水彩で描かれている絵は、近づいてみれば繊細なタッチの緻密な絵ですが、離れてみると、まるでセル画のようにシャープなエッジを見せます。まるで、アニメの背景原画のようです。
色の彩度も非常に強く、思い切りの良い発色が、かえって新鮮さと鮮烈さを描き出します。

「午後の散歩」より、勝手にイメージ。

絵画と言うより、モニター画面を見ているような不思議な感覚です。
ただ、描かれているのは、東北人なら見慣れた風景。磐梯山尾瀬、雪、茅葺き屋根の民家。その、どこかで見た風景そのものが、写真以上の写実さで迫ってきます。

なんかもう、会場で「スゲー、スゲー」とか、つぶやきっ放しです。(あぶないヤツだなあ)

                                                • -

さて、会場をあとにして…喜多方と言えば喜多方ラーメンですが…。

鶴ヶ城〜!!
あれあれ、なんで会津?と思われた方。今日は何となくご飯物を食べたい気分だったので、会津のB級グルメ、ソースカツ丼を求めてやってきました。

桐っていう料理屋さんで食べることに。てか今まで、ソースカツ丼が有名だったなんて知らなかったなあ。桐さんとこのソースカツ丼は、…なんというか庶民的な感じ。ご飯の上に敷かれたキャベツも結構ざく切りだったし。でも、ソースやカツは美味しく、良かったです。


せっかくなんで、鶴ヶ城に登ってみようかな〜と思ったら…

本日の営業は終了しました!
なんとタイミングの悪いっw
仕方ないのでぐるっと一周して帰ってきましたよ…。