赤塚不二夫さんがお亡くなりになりました。

annon2008-08-02

赤塚不二夫さんがお亡くなりになりました。また、昭和の時代を築いた漫画家がいなくなってしまったわけです。ご冥福をお祈りいたします。
私自身、漫画媒体で直接読んだ事はあまりないのですが、アニメ化された作品も多く、大部分はテレビからネタを仕込んでいましたね。直接的なギャグは、子供の頃、どこか不気味で恐い印象もあり、どちらかと言えば苦手でしたが、多彩なキャラクターが繰り出すおきまりのセリフは学校での挨拶の一部となってましたし、誰もが馴染みのある作品ばかりでした。
天才バカボン」、「おそ松くん」など、代表作が上げられますが、あえて「ひみつのアッコちゃん」で勝手にイメージ。
ただ、掲載誌は忘れてしまったのですが、天才バカボンの漫画の中で、バカボンのパパがアッコちゃんになってしまい「ひみつのアッコちゃんになってしまったのだわ。」
「これはこまったのだわ。」なんて、いつもの口調が丁寧語になってしまう場面があって、(ちゃんとコンパクトを使って元に戻る芸の細かさ)凄い笑ったと共に、ホントに赤塚さんがアッコちゃん描いていたのかよ!?と驚いた(このころナゼか同じ作者だとは半分信じていなかった)記憶があります。

漫画という形式をやぶり、実験的なコマ割りや演出など、描き方も革新的な挑戦を続けていた赤塚さん。そのチャレンジは、他の多くのマンガ家に受け継がれているのでしょう。いろんな作品を世に出してくれて、本当にありがとうございました。