羽後町探訪2日目

annon2009-07-30

川原田館在中ですw少し晴れ間が見えてきました。今日は少し郊外の方に足を伸ばして、また町中に帰ってきたいと思います。
朝食中に、盆踊り関係で来ているお姉さん方の会話に聞き耳。
踊りの中に「準備の手」とか「なおりの手」など、次の動作につなげるための型があることを知る。ふ〜ん、奥が深いものなんだなあ。

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あぐりこ神社訪問。

こじんまりとした敷地の中に鳥居がぎっしりと並べられています。

徳政夜話、その他の文章によると、安具理子という神狐(とうめ)の霊妙あらたかな御利益によるもの
・石碑より

安産を授けてくれる神狐の理子ちゃんでつか。あーケモ耳巫女描きてーとか思った私は不謹慎きわまりないですかそうですか。

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三輪神社訪問。

この神社までの道のりでも、茅葺きとまでは行かなくても古いたたずまいの民家が沢山あるんですねえ〜
ちょっとずつ雰囲気の違う社が三つ並んで建っています。社の裏手はビニールハウスがならんでいて、日の光に輝いてて、まるでバックに大海原があるかようなロケーションです。

八世紀頃の始まりといわれる三輪神社は昔から地元で「杉の宮明神様」と呼ばれていたように現在も杉木立に囲まれてひっそりとたたずんでいます。
・解説板より

帰ろうとすると「防災羽後町」の放送があって、日照時間が少ないから、「いもち病」が発生するので防除してねっ。って言ってた。ああ、米どころに来ているんだなあって実感

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今度は町と反対側、再び七曲峠を上昇。
天気が良いうちに、高いところから見た羽後町を写真に残してみる。

旧長谷山邸訪問。

昨日は場所が分からずそのまま民家群のほうへ行ってしまったんですが、場所が分かったんで訪問。母屋と土蔵が渡り廊下でつながっています。渡り廊下も雪を意識してか、高いところにあるんですね。

この施設は、田代地区の地主であった長谷山氏の邸宅を改修したものです。棟札から、母屋については明治十五年、蔵については明治三十五年に建築されたものです。
・案内看板より

なんといっても、土蔵がかっこいいっ!土壁のよくある土蔵がさらに建物で覆われています。鈴木家住宅の蔵も外壁に覆われていましたから、これは雪対策なんでしょうね。

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オウザン・デ・イマンカフェ来店。

古い民家を改装しておしゃれなカフェに仕立てたお店。NHKのクローズアップ東北でも、メイドカフェとして紹介されてましたが、よく言われるアキバ系メイドカフェではなくて、大正ロマンあふれるミルクホールのような場所でした。メイドさんがちょっと立て付けの悪い板戸をグワラガラッ!って開けてくれて迎えてくれるのに、ちょっと萌え。

ランチもおいしかったですよ〜。

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お昼食べたばかりですが、やはり名物ひやがけも気になるってことで、弥助そばさんに直行!
「本日定休日」
…。ふ、ふん!あんたなんかのために(ry
くやしいのでカオスながやさんでそばを大量に買い込んできました。

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なんでかしらんが、西馬音内盆踊り会館の裏に併設されている図書館でまったり。
ここの中学校のセーラー服って、正統派のデザインですねぇ。自転車通学用のヘルメットと合わせて「かみちゅ」みたいです〜。

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最後にミケーネさんによって県南一当たる自販機に再チャレンジ!
…。ダメでした。うむ、当たりは他の人に譲ろう。うん。

え〜名残惜しいですが、そろそろ羽後町を後にします。天候には恵まれなかったけど、結構いろいろ見ることができました。
今度はイベントがあるときに来たいですね〜。いや、次はかがり美少女コンテストに参戦せねばっ!来年まで腕を磨くぞ〜!(特に背景)

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羽後町を後にして…。
なんというか、良い人材が地元にいたよな。あれだけのプロモーションを無償に近いところで出来る人ってなかなか居ないですし、それを町がきちんとフォローしているのがスゴイですね。それも、極端に乗っかかる訳ではなく、あくまでさりげなく、何点かある内のおみやげの一つとしてスティックポスターを利用しているって部分が良かったです。
ポスターもきちんと名所案内としての役目を持ってますし、それに耐えられる文化遺産もきちんと残している。まったくもってステキなことだと思いましたよ。この流れが今後も綺麗なままでつながっていけると良いですね。

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夏かしのブログさんに、紹介されました。西馬音内盆踊りに行くのかな?ちょっとうらやましいですね〜。